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化粧水パッケージ色についてのリサーチ

化粧水は日々素肌に直接与えるものですが、人によって、肌質も好みも違います。でも実際には、肌に試せないまま購入を決めることもあります。化粧水に限らずどんな商品にも言えることですが、新製品が出た時、または、今お使いのものから他のものに替えてみようと思った時に、「次はこれにしてみよう!」と思う決め手はなんでしょうか?  現在市場では、化粧水のパッケージには色や形、質感など様々なものが出回っています。例えば同じシリーズの中でも使用感などによって色分けされている商品があります。そこで私達は『色』に注目し、パッケージの色分けにはすでに何か法則があるのではないか?と考え、メーカーごとの色選びの特徴とあわせて調査することにしました。  また、消費者が化粧水に求めている要素を色で表し、パッケージに反映させることで、商品への購買意欲は高まるのではないかと考えました。今回は消費者を代表してカラフルネットのメンバーへの協力を依頼し、アンケート調査を実施しました。その結果を元に、化粧水のパッケージとして効果的な色を検証し、最終的にカラーマーケティング研究会からのパッケージ色を提案いたします。

キュア・カラー倶楽部 カラーマーケティング研究会(神田・佐藤(静)・笹原・平岡)

リサーチ1 化粧水パッケージの色分析

*方法

国内外主要化粧品メーカーの化粧水のボトル色をP.C.C.Sで測色。 効能、使用感、ターゲット年齢層などの視点からシリーズごとの特色をまとめ、色との関係を考察する。

*結果
リサーチ結果はこちらをクリック

リサーチ2 アンケート調査をもとに消費者の求めるパッケージ色の提案

*方法

カラフルネットのメンバー(13名)を対象に2回のアンケート調査を実施。 1回目のアンケートでは消費者としての意見を、また2回目のアンケートでは色彩の知識を考慮した意見を求める。 そして、2回のアンケートをふまえ、研究会から効果的な化粧水のパッケージ色を提案する。

*アンケート調査内容報告

<1回目 化粧水のパッケージに求められていることは何か?>


内容:下記項目について自由に意見を書いてもらう
(1)「化粧水」に求めることはなんですか?
(2)「化粧水のパッケージ」に求めることはなんですか?
※ポイント 消費者が何を求めているかを知ることでパッケージに反映させるべき要素が見えてくるのではないか。

結果:集まった意見をまとめると、下記のようになる。
  1. 化粧水に求めること
    • 成分
    • 効果
    • 使用感
  2. 化粧水のパッケージに求めること
    • 価格的な要素(高級感、安っぽくない など)
    • デザイン性(シンプル、センスのよさ など)
    • 中身をイメージしやすい(成分・効能 など)

分析:結果から(1),(2)のどちらにも現れた、成分や効果・効能などをパッケージへ反映させることが、消費者が化粧水の購入を決定する上で重要なポイントとなると考えられる。

<2回目 化粧水のイメージを色で表すと?>

内容: 1回目のアンケート結果から見えてきた消費者の求めている要素について具体的に化粧水の『成分・効果・効能』として「さっぱり」「しっとり」「しみ・くすみをとる」「無添加」という4つの視点から思い浮かぶ色をPCCSの色見本から選択してもらう。(複数回答可とする)
※ポイント 求められる要素を色に変換することによって、その選ばれた色のもつイメージや心理的効果を考察する。さらにそこからパッケージとして効果的な色を導き出す。

結果:アンケートにより集められた色をもとに特徴をまとめ、マーケティング研究会からの提案色を決定。

化粧水の成分・効果・効能

イメージ 提案色
さっぱり 最も多いトーンは明るく淡いトーン、色相は緑〜青の寒色。水みずしいイメージ。
しっとり 最も多いトーンは明るく淡いトーンだが、「さっぱり」に比べてやや濁った色も回答している。ピンク系多く、女性らしさを重視。
しみ・くすみをとる 最も多いトーンは明るく淡いトーンで、白の回答があるところが特徴的。うすい肌色など透明感のある肌の色。
無添加 白とp10(淡い黄緑色が同率1位。黄緑は体にやさしい自然なイメージからきているようだ。

まとめ

*メーカー側からみた“パッケージ色” 〜リサーチ1〜

化粧水のパッケージにおけるカラー展開には、使用感を反映させた商品は少ないことがわかってきました。メーカー各社、様々なシリーズを販売していますが、その機能性・ターゲット層・販売方法などにより、シリーズとしてのブランドイメージを強く印象付けるために統一された配色にしていることが多いようです。

*消費者側からみた“パッケージ色” 〜リサーチ2〜

消費者は、毎日使う化粧水のパッケージとして、センスのよさや高級感など視覚的な美しさだけでなく、中身の化粧水としての成分や効果・効能もイメージしやすいものを求めています。

*より効果的な色づかいを


今回、私達からの提案色はあえて1〜2色に限定しました。 しかし、実際にパッケージを考える際にはたった1色ということはなく、ロゴや文字も含め、複数の色を組み合わせることになります。さらにどのようなデザインにするかにより、印象はまったく異なってきます。  今回の提案色は、消費者が化粧水と化粧水のパッケージに求める要素を色で表したものです。つまり、この消費者の意見をふまえた提案色をベースに、様々な商品コンセプトに合わせてデザインや組み合わせる色の幅も広がっていくと考えます。

カラフルネット入会説明会

第12期メンバーを募集します(新メンバー募集は、年に2回です)

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日時2007年5月20日(日)、6月24日(日)  15:00〜16:00
場所:大倉山(東横線・大倉山駅)
    詳細は、お申し込みされた方にご案内させていただきます。

注意事項:入会説明会は、基本的に  カラフルネットへ入会したい方を対象とさせていただいています。 「話がききたい」「興味本位」の方の参加はご遠慮願いますのであらかじめご了承ください。

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